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2021.02.21

アズミノイロ《安曇野彩》 春一番

 すっかり春めいた陽気に、安曇野の陽だまりを探すことが楽しい日が続いています。

 

 関東では今年、観測史上最速で春一番が吹きました。春一番とは立春から春分の間に広い範囲で初めて吹く、暖かくやや強い南寄りの風のことをいうそうです。春一番は全国的に2月に吹くことが多いそうですが、各地によって定義、条件がそれぞれ違うため、春一番を観測しない年もあります。

 また北海道、東北、そしてここ長野県に関しては、春一番のような暖かい風が吹いても、まだまだ冬の気候が続くため、春一番の条件を満たす風が吹いても発表を行わないようです。

 

 

 春が連れてくる最初のお便り春一番。私たちが暮らしを営むここ安曇野でも春からのお便りは届きます。

 

 草花が笑い揺れる音、木々たちが風と会話をしているのが聴こえてくるくらいの大きな風がお便りでやってきます。

 

 月灯りの下、風に揺れる木々たちに誘われながら、アルプスにかかる雲さえも払いのけてしまう程の春のお便りは、夜空に浮かぶ冬の大三角「ペテルギウス・プロキオン・シリウス」が物語の1ページになる音色へと変わります。

 

 春一番と同じように、雪が溶けると黄色い花を咲かせ、私たちに春を知らせてくれる福寿草もあちらこちらで、顔を見せてくれるようになりました。

 

 福寿草という名前には「幸福」と「長寿」の意味が込められていて、年が明けて最初に咲く花なので、福を招く花とされています。

 

 

 安曇野に春の香りはまだやってきませんが、2月もおわり3月になると、暖かい風が吹く日もだんだんと増えていきます。

 観測から得られるデータや、人に教えてもらうのとは違う、情緒で感じる春一番が、ここ安曇野では吹きます。

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