アズミノイロ《安曇野彩》 ピンク色の世界

　夏の終わりを日に日に感じるようになっている安曇野です。

    太陽が姿を消してしまう朝と夕には、気温もすっかり下がり、昼間の暑さはどこへやらといった肌触りになる日も増してきました。

   そんな安曇野ならではの夏の涼しさを感じながら、日が沈む直前の安曇野の空のアートミュージアムに出会うことができました。

　そこはまるでピンク色の世界。
このフレーズからみなさんはどんな世界を思い浮かべますか??

　幼い頃に大好きだった色。青春時代の淡い初恋の想い出。何色が好き??っと聞かれた時に真っ先に浮かぶ色。無意識に選んでしまっていて、気付けばクローゼットを埋め尽くしていたり。
もしくは、意識的に選んでいるパーソナルカラー。

　ふと空を見上げると太陽に恋した空が頬を染め、真っ赤な想いを伝えてくるような。。

　純な恋心に抱かれた空を観ていると学生時代の淡い想い出が蘇ってきて、ココロの奥がムズムズしてきます。
夕陽が沈む時間帯も丁度、下校時刻と同じくらい。重なります。

なんだか照れてこちらまで恥ずかしくなります。

　ピンク色の世界が安曇野のすべてを覆いつくし、幻想的な表情は一分ごとに表現を変え、日が沈むまでの間、目を放すことができませんでした。

美しい茜色に染まった世界が広がる安曇野。ピンク色のドキドキが止められません。